こんにちは！高柴歯科、川崎さつき橋デンタルオフィス 歯科医師の池田祐子です。

 

すっかり、秋めいて年末も気になってくる季節になりました。

 

先日、勉強会でちょっと興味深い話を聞きました。

 

人の記憶は「過去記憶」、「現在記憶」、「未来記憶」に分けられるそうです。
面倒だなぁ、嫌だなぁという事柄は、本当はその事柄そのものよりも
その事柄に付随した「嫌な想いをした過去記憶」を思い出して、結果として
「嫌だなぁ」というカテゴリーに分類されてしまうそうです。
ですから「嫌だなぁ」と思う事柄は、「それを行うと将来どんな良いことがあるか？」と
考えつめていくことにより「嫌な想いをした過去記憶」を思い出すより
「良い想いをするであろう未来記憶」を思い出すようになって、その事柄を「嫌だなぁ」
と思わなくなるそうです！

 

例えば「歯医者に行く」→「嫌だなぁ」というカテゴリーに分類する人は、
本当は歯医者に行くことが嫌なのではなく、行くことによって痛い思いをしたり、
苦しい思いをすることが嫌なのです！（言われてみればそうですよね（苦笑））

 

そこで、「歯医者に行く」→「行くと将来どんな良いことがあるか？」と考えつめると

「歯医者に行く」→「美味しくご飯が食べられるようになる」→「胃の負担が減る」→「体調が良くなる」→「遠出して遊びに行くようになる」→「新たな友人が出来る」→「毎日が楽しくなる」とか、

「歯医者に行く」→「口元を隠さないで笑えるようになる」→「笑顔を褒められる」→「よく笑うようになる」→「自分の周りの人も良く笑うようになる」→「人間関係が上手くいく」→「毎日が楽しくなる」など

「良い想いをするであろう未来記憶」によって「歯医者に行く」→「楽しい」という分類になることが可能なのです♪如何ですか？「歯医者に行く」のが楽しくなりそうですか？

 

私たちは「良い想いをするであろう未来記憶」のきっかけとなるように、皆さんの「痛い」
「苦しい」という思いを少しでも減らすように頑張りたいと思います♪

 

 

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